ピラティスを始めようと思って調べてみると、想像以上にたくさんのスタジオが出てきます。
「結局どこが自分に合うの?」
「グループとパーソナルは何が違う?」
「安いスタジオと高いスタジオでは何が違う?」
「ボディメイク目的と、姿勢や身体の不調を改善したい場合では選ぶスタジオも違う?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実際、同じ「マシンピラティス」でも、スタジオによってレッスン形式・価格・指導の密度・重視している目的はかなり違います。
そこでこの記事では、全国で展開する主要ピラティスブランドを、
・指導密度・価格帯
・目的・訴求点
の2つの軸から整理しました。
「有名だから」「料金が安いから」だけで選ぶのではなく、自分がピラティスに何を求めているかを考えながら比較してみてください。
ピラティス主要ブランドのポジショニングマップ

今回のマップでは、横軸を「指導密度・価格帯」、縦軸を「目的・訴求点」としています。
横軸|指導密度・価格帯
左側ほど、大人数のグループレッスンを中心とした比較的リーズナブルなスタジオ。
中央は、少人数制・セミパーソナルなど、グループとマンツーマンの中間に位置するスタジオ。
右側ほど、1対1のマンツーマンを中心とした、指導密度の高いスタジオです。
基本的には指導する人数が少なくなるほど、一人ひとりに使える時間が増えるため、料金も高くなる傾向があります。
縦軸|目的・訴求点
下側は、美容・ボディメイク・空間重視。
スタジオのおしゃれさや通う楽しさ、ボディライン、引き締めなどを重視するタイプです。
上側は、姿勢・機能改善重視。
姿勢や身体の使い方を確認しながら、身体そのものをより動きやすくしていくことを重視するタイプです。
もちろん、実際には多くのスタジオが両方の要素を持っています。
このマップは「どちらが良い」というランキングではなく、各ブランドがどんな価値を強く打ち出しているかを相対的に整理したものです。
まずは「何を一番重視するか」で選ぼう
ピラティススタジオ選びで最初に考えたいのは、「自分がなぜピラティスをやりたいのか」です。
大きく分けると、次のような選び方ができます。
料金を抑えて気軽に通いたい
→ グループレッスン中心
おしゃれな空間で楽しくボディメイクしたい
→ 美容・空間重視のグループスタジオ
グループより少し丁寧に見てほしい
→ 少人数・セミパーソナル
自分の身体に合わせてマンツーマンで教えてほしい
→ パーソナルピラティス
姿勢や身体の使い方、不調まで含めて機能面から取り組みたい
→ 身体評価・機能改善を重視するパーソナルピラティス
ここから、それぞれのタイプごとに代表的なブランドを見ていきます。
美容・ボディメイク・空間を重視したい人
「まずは運動習慣を作りたい」
「身体を引き締めたい」
「せっかくなら、おしゃれなスタジオに通いたい」
という方は、グループ型のマシンピラティスが選びやすいでしょう。
pilates K|女性専用・ボディメイク重視
pilates Kは、女性専用のグループ型マシンピラティススタジオです。
ボディメイクを前面に打ち出しており、音楽に合わせながら身体を動かすレッスンも特徴的です。
「細かな身体評価よりも、楽しく身体を動かしながらボディラインを整えたい」という方に向いています。
比較的料金を抑えながら、マシンピラティスを継続したい人にも選びやすいブランドです。
the SILK|おしゃれな空間も楽しみたい人
the SILKは、女性向けのマシンピラティススタジオです。
しなやかなボディラインだけでなく、洗練されたスタジオ空間もブランドの大きな特徴です。
「運動する場所にもこだわりたい」
「モチベーションが上がる空間でピラティスを続けたい」
という方と相性が良いでしょう。
Pilates Mirror|鏡を使って自分のフォームを確認
Pilates Mirrorは、鏡を活用しながら自分自身の身体の動きを確認するスタイルが特徴です。
1回のレッスン時間も比較的短く、少人数で行うため、大人数のグループよりはインストラクターとの距離も近くなります。
「忙しいけれど定期的に身体を動かしたい」「自分のフォームも見ながら運動したい」という人に向いています。
Rintosull|店舗数と通いやすさを重視したい人
Rintosullは、女性専用の大手マシンピラティスブランドです。
グループレッスンを基本としながら、スクリーンによるナビゲーションとインストラクターによるサポートを組み合わせています。
体幹・姿勢から、二の腕や下半身などの部位別ボディメイクまでプログラムの選択肢が多いのも特徴です。
「まずは通いやすさを重視したい」「いろいろなプログラムを試してみたい」という方には有力な候補になります。
料金と気軽さを重視したい人
ピラティスは続けることも大切なので、
「高額なパーソナルはまだハードルが高い」
「仕事帰りなどに気軽に運動したい」
という方には、価格や利便性を重視したスタジオもあります。
SOELU|気軽に運動を始めたい人
SOELUは、オンラインフィットネスから発展したブランドで、実店舗でもマシンピラティスなどを提供しています。
ピラティスだけに特化するというより、運動を生活の中に取り入れやすいことが特徴です。
「いきなり専門的なパーソナルに行くのは緊張する」「まずは気軽に運動を始めたい」という方には選びやすいでしょう。
URBAN CLASSIC PILATES|30分・予約不要のサーキット型
URBAN CLASSIC PILATESは、一般的な一斉グループレッスンとは少し違います。
マシンピラティスとファンクショナルトレーニングを組み合わせたサーキット形式で、一人ずつ異なる動きを行いながら、インストラクターが必要に応じてサポートします。
1回約30分で予約不要という使いやすさも特徴です。
「グループより少し見てもらいたいけれど、パーソナルほど料金はかけたくない」という方には面白い選択肢です。
グループとマンツーマンの中間を選びたい人
最近増えているのが、少人数制やセミパーソナルです。
「大人数だと自分の動きを見てもらえるか不安」
「でも完全マンツーマンは料金が高い」
という方には、ちょうど中間の選択肢になります。
Pilates Mee|最大3名のセミパーソナル
Pilates Meeは、最大3名程度の少人数で行うセミパーソナルを中心としたスタジオです。
大人数のグループよりも一人ひとりを見てもらいやすく、マンツーマンより料金を抑えやすいのが特徴です。
1対1を選べる店舗・プランもあるため、自分がどの程度個別指導を求めるかによって選択できます。
「グループでは物足りないけれど、完全パーソナルまでは必要ない」という人に合いやすいタイプです。
KASANE|少人数で丁寧に学びたい人
KASANEは、少人数制のレッスンを中心としながら、パーソナルレッスンも用意しています。
大人数で一斉に身体を動かすよりも、ピラティスの基礎を丁寧に身につけたい人に向いています。
グループとパーソナルの両方を組み合わせたい人にも選択肢になります。
本格的なピラティスを学びたい人
「美容だけではなく、ピラティスそのものをしっかり学びたい」
という方には、指導者教育やピラティスメソッドそのものを重視しているブランドもあります。
CLUB PILATES|豊富なマシン・クラスを使った本格派
CLUB PILATESは、世界的に展開するピラティスブランドです。
リフォーマーだけではなく、さまざまな器具を使った多様なクラスが用意されています。
グループレッスンが中心ですが、ボディメイク専門のスタジオと比較すると、ピラティスそのものを幅広く学ぶ色が強いブランドです。
「グループ料金で、本格的なピラティスを長く続けたい」という方に向いています。
zen place pilates|グループとプライベートを組み合わせたい人
zen place pilatesは、グループだけでなくプライベートレッスンも充実しています。
マット・マシンの両方を扱い、身体の使い方を理解することを重視しているのが特徴です。
「普段はグループで通いながら、必要なときはマンツーマンで詳しく見てもらいたい」といった使い方もできます。
単純な美容目的だけではなく、ピラティスを長く学びたい人にも向いているブランドです。
マンツーマンで自分に合わせて教えてほしい人
「自分の身体に合わせてレッスンしてほしい」
「人目を気にせずピラティスをしたい」
という方には、完全マンツーマン型があります。
ただし、同じマンツーマンでもブランドごとに特徴は異なります。
ELEMENT|30分・通いやすさ重視のマンツーマン
ELEMENTは、1回30分のマンツーマンを中心にしたパーソナルマシンピラティスです。
一般的な50〜60分のパーソナルより短時間にすることで、仕事や日常生活に取り入れやすくしています。
ピラティスだけではなく、パーソナルトレーニングなども扱うブランドなので、「ピラティスを専門的に深く学ぶ」というより、運動習慣やボディメイクをマンツーマンで続けたい人に向いています。
24/7 Pilates|価格も意識してマンツーマンを選びたい人
24/7 Pilatesも、マンツーマン型のスタジオです。
パーソナルでありながら価格とのバランスを意識しているのが特徴で、「グループではなく1対1がいいけれど、費用も抑えたい」という人に比較しやすいブランドです。
STUDIO IVY|個室でパーソナルを受けたい人
STUDIO IVYは、完全個室のマンツーマンピラティスを展開しています。
人目を気にせず、自分の目的に合わせてレッスンを受けたい人に向いています。
美容・姿勢・ボディメイクなど幅広い目的でパーソナルピラティスを受けたい場合に候補になります。
姿勢・身体機能・不調改善まで重視したい人
ここからは、単に「マシンピラティスをやりたい」だけではなく、
「身体の状態を見てもらいたい」
「姿勢や身体の使い方が気になる」
「腰や肩など身体の不調がある」
「今の身体に必要なエクササイズを教えてほしい」
という人向けのスタジオです。
このタイプでは、レッスンがマンツーマンであることに加えて、身体をどう評価し、そこからどのようなエクササイズにつなげるかが重要になります。
La pilates|整体×マシンピラティス
La pilatesは、「整体×マシンピラティス」を特徴としたマンツーマンスタジオです。
まず身体を整え、その後にマシンピラティスを行うというアプローチが特徴です。
姿勢改善や身体の悩みに対応しつつ、美脚やボディラインなど美容面の訴求も強いため、
「身体も整えたいけれど、美容面も重視したい」
という方に向いています。
DEP|専門性を重視したパーソナルピラティス
DEPは、身体の状態を専門的に見ながらマンツーマンで指導を受けたい人に向いているスタジオです。
美容目的だけではなく、姿勢や動き、身体機能を重視している点が特徴です。
全国的な店舗数では大手グループ型ブランドほど多くありませんが、専門性を重視してスタジオを探している方には比較候補になります。
ルルト|身体評価から機能改善まで取り組みたい人
ルルトは、理学療法士監修の完全マンツーマンピラティススタジオです。
大きな特徴は、単にマシンピラティスのエクササイズを教えるだけではないこと。
まず姿勢や身体の動きを確認し、
身体の状態を評価する
↓
動きにくい部分や身体の使い方の課題を見つける
↓
その課題に合わせてエクササイズを選ぶ
↓
身体を動かしながら機能改善を目指す
という流れでレッスンを行います。
そのため、
・姿勢や身体の使い方が気になる
・腰や肩など身体に不調を感じている
・運動してもなかなか身体が変わらなかった
・自分では何をすればいいか分からない
・できるだけ自分の身体に合ったエクササイズをしたい
という人には特に相性が良いでしょう。
一方で、グループレッスンと比べると料金は高くなります。
「安くたくさん通いたい」という人より、料金よりも身体に合わせた指導や機能面の改善を重視したい人向けのスタジオです。
実際にルルト日暮里店で30代女性・60代女性がレッスンを体験した様子も、当サイトで写真付きで紹介しています。
結局どのピラティススタジオがおすすめ?
ここまで見てきたように、「誰にでも一番おすすめのスタジオ」はありません。
何を重視するかによっておすすめは変わります。
料金を抑えてグループで通いたい
pilates K、Rintosull、SOELUなどが比較しやすいでしょう。
おしゃれな空間やボディメイクを重視したい
the SILK、pilates K、Pilates Mirrorなどが候補になります。
グループとパーソナルの中間がいい
Pilates Mee、KASANE、URBAN CLASSIC PILATESなどを比較すると分かりやすいでしょう。
本格的なピラティスを学びたい
CLUB PILATES、zen place pilatesなどが候補になります。
マンツーマンでボディメイクしたい
ELEMENT、24/7 Pilates、STUDIO IVYなどが比較しやすいでしょう。
美容と姿勢・身体のケアを両方重視したい
La pilatesが特徴的です。
姿勢や身体機能、不調改善まで重視したい
DEPやルルトが比較候補になります。
特に、身体を評価したうえで、その課題に合わせたエクササイズまで行いたい人は、ルルトの考え方と相性が良いでしょう。
ピラティススタジオを選ぶときの5つのポイント
1. まず目的を決める
「痩せたい」「姿勢を整えたい」「身体の不調を改善したい」では、選ぶスタジオは変わります。
料金を見る前に、自分がピラティスで何を変えたいのかを考えてみましょう。
2. どのくらい見てもらいたいか考える
グループは料金を抑えやすい一方、一人のインストラクターが複数人を担当します。
マンツーマンになるほど、自分の身体に合わせてもらいやすくなります。
その中間としてセミパーソナルという選択肢もあります。
3. 料金はレッスン形式とセットで比較する
月額料金だけを見ると、グループとパーソナルでは大きな差があります。
ただし、1レッスンでどの程度インストラクターに見てもらえるかも違います。
単純に「安い・高い」ではなく、受けられるサービスと合わせて比較しましょう。
4. スタジオの雰囲気も意外と重要
週1回以上通うのであれば、「この場所に通いたい」と思えるかも重要です。
明るくおしゃれな空間がモチベーションになる人もいれば、華やかさより落ち着いた環境で身体に集中したい人もいます。
体験時にはスタジオの雰囲気も確認してみてください。
5. 最後は実際に体験する
公式サイトだけでは、インストラクターとの相性や実際の指導の細かさまでは分かりません。
候補を2〜3店舗に絞ったら、できれば実際に体験して比較するのがおすすめです。
まとめ|「人気」より自分の目的に合うピラティスを選ぼう
ピラティススタジオは増えていますが、すべてのブランドが同じサービスを提供しているわけではありません。
美容・ボディメイク・空間を楽しみたい人
料金を抑えて運動習慣を作りたい人
少人数で丁寧に教えてほしい人
マンツーマンで自分に合わせてほしい人
姿勢や身体機能、不調改善まで取り組みたい人
によって、合うスタジオは変わります。
まず「自分は何を一番変えたいのか」を決め、その目的に合うレッスン形式と価格帯から候補を絞ってみてください。
そのうえで体験レッスンを受けると、自分に合うスタジオを選びやすくなります。
身体の状態や動きを評価し、見つかった課題に合わせたエクササイズで機能改善まで取り組みたい方は、ルルトについてもチェックしてみてください。

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